稜線歩きも楽しめるということで平標山-仙ノ倉山に行ってきました。
22時ちょい前、平標登山口駐車場に到着。
割と車が止まっててびっくり。
みんな車中泊かな。
そして、まさかの小雨。
来る途中は晴れてたのに。。
登山指数Aの降水確率0だったのに。。。
てんくらよ、なぜだ。
とりあえず、すぐに寝袋準備して、22:10就寝。
3:00起床。
やっぱり小雨。この時点で、気分はダダ下がり。
でも、グダグダ言っててもしょうがなし。
軽くパン食べながら準備してると、新たに車が駐車場へ。
2人出てきてそそくさ準備してあっという間に登山口へ。
急かされるように準備して、トイレ行って、4:10出発。
登山届出して、
肝に銘じて、
松手山経由で登山開始です。
いやー、先に言っちゃうけど、この最初がきつかった。
前回の西黒尾根よりは階段とかついてて、登山道は整備されてるっぽいんだけど、
決して傾斜は緩くなくて足に結構きます。
おまけに霧がかかってて、真っ暗で、道もせまくて、クマが出てきそうで、
必死に熊鈴鳴らしながら歩きます。
あとは、やっぱり起きてすぐだからだね。どうも体が動いてくれない。
軽く食べたパンのせいか若干気持ち悪いし。
こんな感じで、二人してヒイヒイ言いながら登って、ちょうど1時間。
5:09、鉄塔に到着。
風が割と強いし、寒いし、もう帰りたい気分。。
俺でさえこんなだったから、相方はたぶん相当だったと思う。
5分ほど休憩して、出発。
この頃になると、ようやく周りが見えてきます。
休憩した鉄塔。
階段。
登りやすそうに見えるんだけど、楽かどうかは別の話。
お、だいぶ上にきたか?
ようやく視界が開けました。
この「うわー」って感じ、たまりません。
ここまでがきつかった分、余計気持ちよかった。
爽快です。
ここまで来ればもう安心。
上はこんな感じでだいぶ色づいてました。(相変わらずピンボケ…)
そして、やっぱこの景色でしょ!
いやー、この尾根がホント綺麗。
これ見れただけでもう満足。
面白いな、なんて花だろ。(オヤマボクチというらしい)
てな感じで、テンション上がりっぱなしで歩いてると、5:48 松手山頂上です。
手書き!
かと思いきや、しっかり書いてあった。
5分ほど休憩したら、出発です。
もう、ここからはお待ちかねの尾根道。
この紅葉の色と、緑とのコントラストが綺麗だよね。
そろそろ日の出です。
正面、苗場山。ほんとになだらかだわ。振り返れば、登ってきた尾根道がはっきり見えます。
個人的には、このくらいの紅葉が好きかも。
緑に紅葉が映えます。
こんな感じの看板がいくつかありました。
相方頑張ります。
そして、階段が多かった。
綺麗に整備されてましたが、中々足にきます。
ナナカマドの実。
ようやく覚えたぜ。
天気もなんとか晴れてくれました。
こんな感じの緩やかな尾根道を行くと6:55、ようやく頂上です。
松手山からは約1時間かね。
階段が若干急だったりするところもあるけど、登りやすいし、景色も楽しめるし、この時間は楽しかった。
ナイス天気。欲を言えば、もう少し雲が取れてほしかった。
あそこに見えるのは、
平標山乃家。
帰りに寄ります。
こっちは、頂上からの平標新道。
紅葉はあまり見られないけど、この緑がすごい綺麗。
機会があればこっちも歩いてみたい。その先は果てしなく長そうだけど。。
今回は、仙ノ倉山へ向かうこっち。
うーん、もう一声欲しかった。
と思ったら、
晴れた。だが、ちょっと雲多いな。でも、ほんと広い。
良いねー、こりゃ気持ちいーわ。
東芝ランプ。
肩の小屋から10500mって、この前登った谷川岳からだよね。
縦走すると10kmは歩くのね。。
この稜線沿いの景色。そこまで、紅葉が映えるという景色でもなかったですが、
気持ち良いので、関係ありません。
しばらく行くと、ちょうど直角に道が折れ曲がる。
そこから見えたのは、この山肌。
いーねー、好きですよ、この感じ。仙ノ倉まではあともうちょっと。
整備された最後の階段を登って、
はい、7:50、頂上です。
だいぶばててます。階段がきつかったらしい。
お疲れ様。
おなじみ三角点に、
地図がありました。
それに従うと、北方面はギリギリ苗場山が見えたくらい。
やっぱり、雲が多かったな。
前回登った谷川岳方面もかなり雲がかかってました。
でも、反対側の南方面は割と見えました。
これは浅間山。
これ、富士山かと思ったんだけど、違うかな?これは、赤城山っぽい。
まぁ、景色が見れただけで、良しです。
前回の谷川岳に比べたら断然マシ!
そして、
お待ちかねコーヒー時間。
香りがたまりませんな。
頂上道標とコーヒー(←何してるか分からない)
雲の流れが速くて、こんな感じで視界が晴れることも。
いや、満足です。
ひとしきり、頂上での景色とコーヒーを楽しんだら、では、戻りますか。
8:32、下山開始。
うぉ、何も見えない。。。
平標山までの稜線歩きはずっとこんなだったけど、最後の最後でようやく晴れた。
いーじゃない!
稜線もはっきり。
でも、なぜに歩き終わってから晴れるかな。。
まぁ、次回のお楽しみにとっておきます。
平標山からの景色。
あそこに見えるのは、
そう、苗場スキー場です。
あと、2か月もすればオープンかな、我がホームゲレンデ。
平標山には、監理員?監視員?の方が。
こういう方々のお蔭で安全に登山できるのね、感謝です。
また、山頂には仙ノ倉山へ向かった方々のリュックが置いてありました。
思い切って置いてくのもありですかね。
平標山まで来たら、
次は、平標山乃家方面へ下ります。
この時が一番晴れてたな。
この熊笹(でいいのかな?)の山肌が綺麗。
紅葉向きではない気もするけど、これはこれでナイスです。
夏だったら、もっと緑が映えてたりするのかな。
このどこかに熊いるんだろなー
少し下ってくると、紅葉も楽しめました。
平標山乃家。
あそこまで下ります。
この道はほぼ階段が整備されてました。
熊笹に紅葉。ナイス
9:45、平標山乃家到着。
ビールうまそう!
結構、下ってきたね。
ここからの眺めもナイスです。
そして、お待ちかね、
念願の山カップヌードル。
本当は頂上でやりたいとか思いつつ、実際はイスとテーブルあるとこの方が落ち着くというオチ。
まぁ、景色も良いし十分です。
ご飯食べて、ちょっとゆっくりして、ピンバッジ買ったら、10:30下山開始です。
これまでとは一転して、木々の中を歩きます。
やっぱり下の方が彩りは豊かかな。
と、降り始めて早々、問題発生。
相方、膝が痛いらしい。しかも両膝。
階段を下るときに膝外側が痛いということで、腸脛靭帯炎ではないかとのこと。
確か、昔自分も走りすぎた時にやったな。
いわゆる、疲労からくる炎症ですね。
ただ、両足なんで、どうしようもない。
ということで、
必殺、横歩きです。
これなら全く痛くないらしい。
まぁ、速度はゆっくりだけど、痛みが増すよりは断然よい。
ということで、ひたすらこんな感じの道を下り続けます。
ここが長かったなー
下からは結構登ってくる人もいたんだけど、視界が開けないから精神的には疲れそう。
かといって、松手山も最初がきついんだけどね。
なんとか頑張っていると、、、
おー、これは、登山道おわりじゃない?
と思ったら、
おわってない。
これは疲れますな。
と思ったら、すぐ先に、
これは来たか?
はい、来ました。
ようやく、下の平坦な道に出ましたよ。
11:18着だから、時間的には平標山乃家からここまで48分。
そこまで長いわけじゃないんだけど、精神的に疲れました。
ここからはこんな感じの平坦な道。
ひたすら歩きます。
この中央、かすかに見えるのが松手山登るときに通った鉄塔。
もう上はガスガスだね。
ススキ。
登山してなかったらこんな写真もまず撮らないな。
と、見えてきたのはゲート。
その脇には、いかにも、飲んでください、と言わんばかりの水が出ていたので、
飲んだら、
お腹壊しました。いやー、危なく、携帯トイレ使っちゃうとこだったぜ。
これからは、気をつけよう。(←おそい)
しばらく行って、こんな感じの川を渡って、
舗装された道路を歩いてそろそろ駐車場かなと思っていたら、
いやいやいや、こっからまさかの山道ですか!?
こっからこっちですか?
ホントですか?(←しつこい)
いやー、まぁ、しょうがない。
こんな感じの山道を、
ひたすら歩きます。そして、12:10、ようやく
駐車場着きました。
相方ガッツポーズ、じゃなくて万歳。
いやー、長かった。
特に、最後が嫌だったね。
まぁ、コースタイムとしては、非常に妥当な時間だったんだけど、
やはり、最後の最後まで気持ちを切らせないことは重要だと感じました。
その後は、ギリギリ間に合ったトイレに速攻行って(←ここ重要)、
駐車場出発の、まんてん星の湯経由の、17:25家到着でした。
今回は、前回の谷川岳に比べて、体力的にはかなり余裕がありました。
相方も、膝が痛くなったことを除けば、まだまだ余力はあったとのこと。
ただ、一番最初の松手山、あれがかなりしんどかった。
後で、距離当たりの標高差を見てみたら西黒尾根より傾斜はきつかった。
そりゃ、しんどいわけです。侮ったらいかんですね。
あとは、登り始めをもう少し考えた方がよかったかな。
起きてから登るまでの時間の使い方だね。
色々と勉強になりました。
今回の平標山からの仙ノ倉山。
もちろん、二つの山の間の稜線も良かったし、
この山肌もすごい綺麗だったんだけど、
個人的には、松手山から平標山までがとても気に入りました。
うん、素晴らしいですね。確かに、松手山登りきるまでがしんどいんだけど、
そこからの尾根歩きは緩やかだし、景色も良いし、とても楽しかったです。
しんどいのは一時間ちょっとなんで、是非こちらからも登ってみてください。
おすすめです。
ではでは、ここらで第三発目は終了。
次はどこかな。
[コースタイム]
04:10 駐車場出発
05:09 鉄塔
05:48 松手山山頂
06:55 平標山山頂
07:50 仙ノ倉山山頂
08:32 仙ノ倉山山頂出発
09:08 平標山山頂
09:45 平標山乃家
10:30 平標山乃家出発
11:18 登山口
12:10 駐車場到着
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